極端な差別化ポイントをどう評価するか

車を買い替えようと思っていくつかのディーラーを渡り歩いた時のお話。とある輸入車のディーラーでは、若い営業さんが覚えたての営業トークを使ってたどたどしくも熱心な表情で話してくるので、こちらも一生懸命話を聞いたわけだが、「このテールライトがカワイイでしょ…」「この部分の色合いにこだわりがあって…」というような形で終始見た目を推すかたちでトークが終わった。一方、別の国産車のディーラーに行ってみたところ、中堅どころの営業さんが走行性能と安全性を詳細まで丁寧に教えてくれた。話のポイントはそれぞれのアピールポイントなんだろうが、うむ困った、これでは全く比較ができない。

なるべく同じ土俵に乗せ、アップルトゥアップルで比較をすることがビジネスの世界では当たり前の話ではあるが、推しのポイントがここまで違うとなると単純な比較は難しい。結局のところ、こちら側のスタンスをビシッと決めておくことが重要なんだろうが、最終的には単なる好みで選ぶことになりそうな気がしている。ロジカルな比較に基づいた判断なんてしていないことの方が多そうだ。

気圧と頭痛

頭痛に悩まされている人から「今日の頭痛は気圧のせいかも」といった声を聞くことがある。幸い僕は頭痛に悩むことがほとんど無いため、これに悩まされている人はとても気の毒に思う。天気のせいとなると個人の力ではどうすることもできないからね。

 

深く考えたことはなかったけど、「気圧のせい」ってどういうメカニズムなんだろうか。頭が痛いということは何かに締め付けられている感覚なんだろう、といった勝手なイメージから「高気圧」が原因なのかと思っていた。「高気圧」は天気が良くなってむしろ気分も晴ればれするはずなのに、なぜ頭痛になるのだろうか、という素朴な疑問が湧いてきた。そもそも高気圧と低気圧って何だろう。わかっているようで詳しく知らないものの一つだ。

 

少し調べてみたところ、「低気圧」は気圧が低いため空気を外から吸い込もうとする。吸い込んだ空気は逃げ場を失って上昇気流となり、雲を発生させて天気が悪くなるようだ。一方、「高気圧」は気圧が高いため空気は外に移動しようとする。移動した空気を補うために下降気流が起こり、雲が発生しにくくなるために晴天となる。うむ、ひとつ賢くなったぞ。残念ながら頭痛との関係性はよくわからない。悪天候だと気分が落ち込み頭痛につながると考えた方が単純でよさそうだ。僕も昔怪我した古傷が痛むのは天気が悪いときだから。

ブログはじめました

特にテーマがあるわけではないけど、ブログはじめました。「冷やし中華はじめました」のようにブログ界にも季節による濃淡があるとすると、1月に「ブログはじめました」という記事が多くなりそうな気がする。でも僕は2月にはじめてみました。

 

僕の周りに起こる個人的な出来事をつらつらと書こうとは思っていない。なんとなく思ったことや感じたこと、無意味な雑念なんかをメモ的に書いていこうと思っている。お風呂に入っているときに頭に浮かんだことなど、僕の記憶力の問題なのかだいたいすぐに忘れてしまう。後から思い出そうにも95%くらいは思い出せずに諦めてしまい、諦めたことすら忘れてしまう。そんな頭の中を忘れないうちに書き起こすのが目的なのかもしれない。頭に浮かんだことを自動的に記録してくれる画期的なシステムを誰か作ってくれないかな。